業者依頼の注意点

バックパイピング修理で業者に依頼する場合、注意すべき点がいくつかあります。革製品は天然のものなので、業者に依頼したとしてもその業者が全く同じ素材や模様を用意できるわけではありません。革には伸縮性があり非常にデリケートな素材です。そのため、全く同じものを用意することは不可能であり、寸法にも多少の誤差が生じる場合があります。

また、革を染め直した場合も同じことが起きます。同じように染めたように見えても100%同じになることはありません。その他も部品交換や製法、カットの際に、特に一般的ではない方法を使ってつくられていたバッグの場合、業者はできるだけ似せてつくるようにしますが、全く同じ状態にならない場合もあります。金具などの部品なども海外制のものや現在すでに取扱いがすでに終了しているものだと用意することはできません。その場合は似た形状のものでの対応となります。

業者に依頼して修理されたものは当然ですが今後全くトラブルが起きないということはありません。使っていくうちにバッグは必ず劣化をしていきます。修理や交換する前に現在お持ちのバッグの状態をチェックし、業者側は所有者の要望に合わせて制作していきますが、修復が難しい場合は現状に近い形状や色を再現するようにしていますが、必ず満足いく状態に戻ってくることは保証できかねる場合があるのであらかじめ理解しておきましょう。